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【先人の覚書】《マリーシ》と《ヘルモード》の運用
日時: 2014/04/14(Mon) 21:05
名前: ごうし
参照:
加護の運用について私からも自身の考察を兼ねて1つ。

『《マリーシ》と《ヘルモード》の運用とその違い』


この2つの加護は戦闘においては「自身のリアクションをクリティカルにする」という同じ効果を持つ。大抵はこの使い方をすると思われます。
ですが、この2つの加護は「シナリオ・あるいは戦闘におけるギミック」の中で使う場合、それぞれの特徴が現れます。

先ずマリーシは「同じエンゲージにいる任意の対象を同時に退場させる」=PCをまとめて退場させる。ことが可能であり、
これを利用することで「敵に囲まれた(囚われた)」状態や「トラップによって脱出不可能になった」状態からノーリスクで退場することが可能となります。
無論、そういった場合GMは判定等による「正規の脱出手段」を用意していると思いますが、PC全員のリソースを温存したい時や時間経過によって不利になる場合に
《マリーシ》を使用することによって即座に退場(脱出)するという手段は十分有用と思われます。

また、GM側としては《マリーシ》を用いることでボスや重要NPCを登場させた上で好きなように退場させる。ということがデータ的にも可能になりますし、
それを逆手に取ることで「《マリーシ》を打ち消した場合に先の展開で何らかのボーナスが発生する」といったギミックを仕込むのも面白いでしょう。

次に、ヘルモードですがこちらは「シーン内の好きな場所に移動する」という効果と「戦闘に置いてイニシアチブで移動できる」という点が特徴的です。
この効果によって「封鎖されている場所に侵入(もしくはそこからの脱出)」するといった使い方や「囚われている重要NPCを救出する」という使い方ができるでしょう。
戦闘においても使用できることから、何らかのギミックがある戦闘で特に有効な使い方ができると考えられます。
また、同乗状態にあるキャラクターを一緒に移動させることで輸送役としての役割をできることも覚えておくと便利でしょう

また、GM側としては戦闘中の運用において「近接型のボスを前衛を飛び越えて後衛のいるエンゲージに移動させる」等という使い方をしても面白いかもしれません。


とはいえ、こういった運用は「GM側がシナリオにおいて活用できるギミックを仕込んだ」上で、お互いに「こういった使い方もできる」という事を理解していなければ
なかなか上手い使い方はできないでしょう。
さらに、戦闘において重要なリソースとなる加護をミドルフェイズ・或いは戦闘以外に用いるため、使うことをためらう場合もあるかもしれません。

ですが、こういった「戦闘中の判定」以外の運用をすることで、《マリーシ》《ヘルモード》にしかできない行為が可能となりますし、シナリオにも一味が加わります。
ですので、こういった運用を考えてみるのもいかがでしょうか?
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