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日時: 2013/02/22(Fri) 01:25
名前: KITE
参照:
名前: KITE
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1)データと編成
倍数として使用するものに「トータルクエスターレベル」を用いる。
「PCのQLの平均−2」を「トータルクエスターレベル」の定義とする。
これは以下の文章では「(TQL)」と言う記述にと言う統一する。
■名称 魔器スペクター
■背景の例
スペクターとなってしまった魔剣、もしくはスペクターとして作られた魔剣。
《操り人形》を使う事でエキストラを使い手として、自らを武器とさせる。
《操り人形》の対象はゲーム上、このエネミーを倒せば解放される想定とする。
■データ
能力値は「アタッカー/アタッカー/ソードマスター」と同一とする。
傾向として物理戦闘に特化しており、クウエルスより若干白兵戦に長ける。
加護《ミューズ》以外の能力は、ほぼ基本ルールブックで把握出来る。
初心者GMでも扱いやすさを優先とした結果である。
また標準よりもやや物理攻撃力の強化修正が高いのは、
主にアタッカーと白兵戦を行うエネミーであるため相手のHPを考慮した。
●魔器スペクター
種別:奈落 レベル:10 サイズ:M
体:16/+5 反:15/+5 知:9/+3 理:9/+3 意:9/+3 幸:12/+4
命中値: 9+(TQL/2)
回避値: 6+(TQL/3)
魔導値: 5+(TQL/1)
抗魔値: 5+(TQL/3)
行動値: 12+(TQL)
耐久力:240+(TQL)×32
精神力: 40+(TQL)×10
4人PT:耐久力-20
3人PT:耐久力をさらに-30
・攻撃パターン:2種類を用意する。
○攻撃コンボA【近距離物理攻撃】
#このエネミーの基本的な攻撃手段。
#ムーブアクションで接近し、最も近いエンゲージに対して行う。
《なぎ払い》代償7MP
種別:白兵攻撃 判定:命中値 2d6+9 C値:10
ダメージ:〈斬〉 3d6+25 +(TQL×7)
対象:範囲(選択) 射程:至近
○攻撃コンボB【遠距離用物理攻撃手段】
#《ヴァリアントブレイド》による遠距離攻撃。攻撃は単体となる。
《ヴァリアントブレイド》
種別:白兵攻撃 判定:命中値 C値:10
ダメージ:〈斬〉3d6+25 +(TQL×7)
対象:単体 射程:10m
・防御修正:
斬8/刺7/殴6
取得特技
エネミー特技
《BOSS属性》《操り人形》《無限の魔》《再起動》
アタッカー特技
《フェイドアウェイ》《戦闘適性》《なぎ払い》
ソードマスター特技
《魔剣所持》《煌めく刃》《スピリットチャージ》《ヴァリアントブレイド》
加護:
《トール》
《トール》
《フツノミタマ》
《オーディン》
《オーディン》
《ヘイムダル》
《ヘイムダル》
《ミューズ》
4人PT時:《ヘル》除去する
3人PT時:《オーディン》を一つ除去、さらに《ヘイムダル》を除去する
●エネミーα
アビズマルディゾナンスに《変わり身》を追加する
●エネミーβ
アビスバンガードと同様
●エネミーθ
インプと同様
4人PT:−1体
3人PT:−2体
■編成
θA/θB-5m-ボス/αA/αB/β-5m-PC
2)想定戦術
■戦術
セットアップで必ず《スピリットチャージ》を宣言する。
1ラウンド最初のイニシアチブで《ミューズ》を宣言し
エネミーβを行動させ、PCのエンゲージさせた上で《足止め》を宣言させ封鎖する。
これは行動内容をPCが把握した後、打ち消しする事を認める方がよい。
ここでβが攻撃対象としたキャラクターに攻撃が命中した場合《トール》を宣言する。
PCが5人の場合は、この時βの攻撃に《ヘイムダル》を使用する。
原則として、メインプロセスで自らがエンゲージをし攻撃コンボAを行う。
2人以上が対象の場合、遠慮せずに《ヘイムダル》を宣言する(《ネルガル》も含む)。
積極的に《トール》で相手をブレイクさせることを狙う。
αは《変わり身》を有しているため、ボスをカバーアップするために移動する。
θはその場から魔法攻撃を行い、可能な限りPCのブレイクを狙う。
αがθをカバーアップする戦術は取らないことにすること。
この事により遠距離に攻撃出来るPCの活躍の場が発生する。
1R目終了の直前《再起動》を宣言、攻撃コンボBを宣言。
単体に対して攻撃なので《フツノミタマ》を宣言する。
ブレイクしているPCの中で、攻撃が命中しやすい相手を狙うのが望ましい。
戦術上この段階ですべての加護を使い果たすため、
2R目以降は攻撃コンボA、攻撃コンボBを使い分けて攻撃する。
なお「なんで持ってるんだ」とツッコミの入りそうな《フェイドアウェイ》は
PC側がボスが近接だと判断した瞬間、前衛と15m距離を取って来た場合、
後衛を奇襲するために確保しているものである。
■防御行動の方針
《オーディン》は以下の三つの用途に使用するものとする。
「《トール》《ヘイムダル》《ネルガル》に対して宣言された《オーディン》」
「《エーギル》《マリーシ》《バルドル》《ティール》と言った防御手段の加護」
「《アカラナータ》《ネルガル》と言った致死性の高い加護」
それも連続使用はなく、別個に用いる事が望ましいだろう。
また加護による防御能力を持たないため、エネミーαが自分にエンゲージしている場合
特技《変わり身》によってカバーアップを行わせる。彼らはそのための犠牲だ。